学童少年野球指導者がオススメする親と子と指導者の関係

学童少年野球の全てがこの記事に詰まっています

学童少年スポーツ「楽しんでプレー」と願う親の気持ちは子供に伝わらない事

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学童少年スポーツにおいて

よく耳にする声かけがあります

 

「楽しんで‼︎」

 

凄くよく聞く声かけですね

 

野球に関わらず

どのスポーツ、競技でもよく聞きますね

 

 

では子供達は「楽しんで」というフレーズを

どう理解しているでしょう

 

結論から言うと

よく分かっていない

 

子供達はみんなでワチャワチャ騒いでる時は

楽しそうにとても良い顔してますよね

 

みんなで騒ぐ事をとても「楽しんで」いる

言えます

 

何故かというと

「ノープレッシャー」

だからです

 

チームで行動していてワチャワチャ騒いだら

そりゃ注意されますけどね笑

 

いざ試合となると

緊張するし、ミスしたくない気持ちもあります

相手に勝ちたい、負けたくない

など、様々な事が心に襲ってきます

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「プレッシャー」です

 

緊張している自分に気付いたり

ミスを怖がっていると自分で理解できる

そんな天才スーパー小学生は稀ですね

大体の子供達は自分がプレッシャーに押しつぶされそうになっている状況に気付いていません

 

プレッシャーを楽しむ事が出来る小学生なんて

全国的にも数えるくらいしかいません f:id:sakanayafire:20191223232233j:image    f:id:sakanayafire:20191223232258j:image    

なので

「楽しんでプレー」する事は普通の小学生は

大変難しい事になります

 

指導者や親がどんなに「楽しんでプレー」してほしいと願っても声かけしても

子供達にとっては

何を言われてるのか理解できてないというのが

本音です

 

 

 

そんな子供達が試合で楽しそうにやっている時があります

 

自分達が楽勝で勝っている時です

 

そういう時は自分から大きな声を出し

いい動きをたくさんします

 

そりゃそうですよね

ちょっと位ミスしたって負けないですから

やる事なす事ほぼほぼハマっていきますから

                     f:id:sakanayafire:20191224115420p:image

 

逆に

負けてる時はどうでしょう

声は全く出なくなる

ちょっとしたミスでどんどん状況が悪くなる

やる事なす事全てミスする

 

残念ながらしょっちゅう見る光景です

大体こういう状況の時に

「楽しんで!」という声が飛びますね笑

 

もうすでに楽しんでプレー出来る状況ではありません

 

 

小学生では楽しんでプレーする事は

難しいです

難しい事を要求しても見返りはありません

 

 

本当の意味で

楽しんでプレーしている子供達

 

ちゃんといますよ!

 

トーナメントを勝ち上がる様な強いチームによく見ます

 

仲間を励まし、支え合いチームの勝利を一丸となって目指す

たとえ負けていても楽しんでプレーしている子供達のチームは最終的に勝っています

 

基本的にそういう子供達は試合の流れを

わかってプレーしているんですね

 

 

 

 

少しでも楽しく笑顔でプレーできるために

 

私は子供達に「楽しめ」と言いません

きっと理解してないと思うからです

 

たとえ試合に負けてたとしても

(僅差で負けた試合)

「今日の試合は見ていて楽しかった」

「あの場面での君の打席はワクワクして見てたよ」

「負けたけどみんなも楽しかったんじゃない?」

などと、頑張ったねという表現を楽しかったという言い方に変えて伝えてます

 

コールド負けに楽しめる要素は全くないですが

 

どっちが勝つかわからない

いい試合だとプレッシャーを感じるより

勝とうとして無我夢中になるんです

 

この状態が楽しい状態です

 

子供達は無我夢中で楽しい状態に気付いていないので

私は後で伝えています

 

そこで少しずつ気付いていきます

楽しいって何かを

 

プレッシャーを感じながらプレーする事は

子供達はできないんです

 

ただ

緊張やプレッシャーをも忘れるほど

集中した状態なら

きっと楽しくプレーできるはずです

 

私はこの状態を

 

ゾーンに入った状態

 

と言います

 

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どうすればゾーンに入るのか

 

常々子供達にも言ってますが

 

「普段の生活がダメなら、学校でもダメだろう

学校がダメなら、練習きたってダメだろう

練習がダメなら、試合してもダメになるんだ」

 

スポーツは準備が全てです

 

試合だけ頑張ろうとしても無理な話です

 

普段の生活から気をつけていかなければいけません

 

それは練習に来る前の準備です

 

練習もしっかり課題を持ち意識を高く保ち

タラタラせず自分に厳しく練習に打ち込む

 

それは試合の準備です

 

いい準備ができれば自信を持って試合に臨めるのでいい状態です

 

緊張もプレッシャーもある

けど自信もある

 

この状態であれば

 

戦いに行く前の男の凄くいい顔になってますよ

 

 

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もうゾーン入りかけですね

 

 

 

まとめ

小学生に「楽しんで」プレーを要求しても

無視するかふざけ気味なプレーになってしまいます

彼達は楽しいという事が分かっていない

 

大人が「見てて楽しかった」「今日楽しかったんじゃない?」

とサポートしてください

徐々に子供達も気付いていきます

なんでもかんでも楽しいは絶対ダメです

 

家族で一緒にいい準備をしてみてください

1人でやりなさいっていっても

まだ小学生です

家族全員でゾーンに入るくらいな気持ちで普段の生活から取り組むようにしてください

 

ゾーンに入った人間はとてつもないプレーをします

 

 

家族で協力し合い

励まし合っていい準備に取り掛かってください

 

 

 

終わりに

もうすでに

自分で一歩踏み出しゾーンに入れるお子さんをお持ちの方

 

小学生にもかかわらず素晴らしい限りです

 

相当日々の生活から努力を重ねているんだと

お察しします

 

怪我なく成長していって欲しいですね

私のブログの過去記事に小学生に多い怪我を題材にした物もありますので

そちらも見ていただければと思います

 

 

子供達の夢が叶うよう

夢に一歩でも近づけるよう

自チームでもブログでもサポートしていきたいと考えています

 

 

 

読んでいただきありがとうございます

 

 

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寒い時期ですので怪我に気をつけてください

 

 

 

 

またよろしくお願いします