成長期の子によく起こるオスグッド!膝関節の痛み対処法
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こんにちは
成長期の子供達によく起きている
オスグッド
これやっかいですよね
運動したいのに痛くてできない
例えば
何かのスポーツのチームに入っていて
中心選手なのにオスグッドになってしまって
思うように動けない
なんて事になってしまうのです
オスグッドのメカニズム
大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の力は、膝蓋骨を経由して膝を伸展させる力として働きます。膝を伸ばす力の繰り返しにより、大腿四頭筋が膝蓋腱付着部を介して脛骨結節を牽引するために、脛骨結節の成長線に過剰な負荷がかかり成長軟骨部が剥離することで生じます
簡単に言うとしゃがんだり立ったりする時
大腿四頭筋に成長軟骨が引っ張られて
成長軟骨が浮く
なので膝下がポッコリ出るんです
ポッコリをぶつけると死ぬほど痛い
しゃがむと痛い
オスグットはこういう症状になります
オスグッドになる原因
体の硬さ、筋肉の硬さが大きな原因です
身長の成長に大腿四頭筋の成長が追いついていない事も原因になります
予防法
ストレッチをしっかりやる!
太ももの前の筋肉を伸ばす事で膝下の成長軟骨に過度の負荷を
かけないようにする
このようにストレッチしてください
補足
オスグッドになる前はかんたんにできるストレッチですが
オスグッドになってしまってもこのストレッチやりなさいとお医者さんに言われます
オスグッドになると膝を曲げるのが苦痛になりますので
なってしまってからのストレッチはキツイ事になってしまいます
痛くてストレッチができない時は太ももを指圧でマッサージでもいいです
ですのでオスグッドになる前にしっかり取り組んでいただきたいです
オスグッド発症後のケア
発症してしまったら、痛みが強い時はなるべく運動は控えてください
無理して動くと症状が悪化します
最悪の場合手術が必要になってしまいます
運動後は患部に炎症がありますので
アイシングして炎症を最小限に抑えるようにしてください
痛くてもどうしても動きたい人へ
気持ちはお察しします。
我が家の長男(学童野球)も小学5年生でオスグッドになり
本人と家族で話し合った結果
痛いけど練習も休まずに頑張ってやる
という選択をしました
私自身、学童野球の指導者をしてます
立場上、止めなければいけないとわかっていました
しかしです‼︎
本人のどうしてもという強い思いに押し切られて渋々賛同しました
チームの中で長男はエースで3番バッター
キャプテンではなかったんですが
彼のプレーはチームの精神的な支えにもなっている
というのもあって
指導者でありながら賛同した理由です
そこから家族でオスグッドとの戦いが始りました
動けば炎症
痛む為に膝が思うように曲がらない
自分の思うようなプレーができない
毎日毎日、体のケア(ストレッチ、マッサージ)
アイシング等
もちろん医者にも通いました
テーピング等いろいろ試しましたが
結局痛みは緩和できず
家族で諦めかけていた時に
サポーター試したっけ?
「どうせサポーターしたって変わらないさ」
「サポーターってどういうやつ?」
「こんなんで痛み緩和できねぇだろ」
「そんな値段しないし買ってみるか」
という事で購入して長男に装着
「あれっ!?痛いけど膝曲がる!」
あんなバンド一本で膝が曲がるのか?
よく調べてみたら
成長軟骨が浮き出てる部分にサポーターの
PTパットが当たり圧迫する事で軟骨の剥離を押さえている
剥離を抑えれば痛みが緩和出来るんです
痛みが緩和されればひざも曲がるし動ける
という事に行き着きました
我が家の長男はバンド一本のサポーターより
膝を覆うサポーターの方が痛みが緩和できたようです
こちらのサポーターにもPTパット付いていますのでガッチリ圧迫できます
痛くてもどうしても動きたい人
まとめ
オスグッドになってしまったら
ストレッチやマッサージだけでは動けるようにはなりません
テーピングでも効果はほぼないです
医者にいっても電気マッサージと湿布だけ
更には痛みが治まるまで運動制限までつけられてしまいます
痛みが治まるのはある程度成長して骨の成形ができあがるまでです
それでも状況的に動きたい、動かなければいけない
そういう人は是非サポーターを試して頂きたいと思います
ビックリするくらい動けるようになります
我が家の長男は1試合も欠場することなく
出場できました
ただ、自分の思い通りにはプレー出来なかったようですが
あの膝が痛くて曲がらない状況なら1試合も出場出来なかったと凄く思います
痛みが緩和されたとはいえ
痛みは消えてはいない
その痛みを我慢して、チームの仲間と最後まで勝利を目指して白球を追い続けた
彼を涙ながらに見ていました
指導者としては失格かもしれませんが
親として彼の成長も見ることができて
幸せでした
今彼は中学生になり
大分痛みは治まってきてるそうです
サポーターなしでがむしゃらにそしてひたむきに野球と向き合い全力でプレーしてます
サポーターをする事で動ける様になりますが
オスグッドは治っていません
少しでも痛みを緩和させるために
ストレッチとマッサージとアイシングはやった方がいいです
特にアイシングです
炎症を最小限に抑えるためにも
動いた後すぐに実施してください
移動中でも簡単に巻くだけアイシング
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本当は痛みがあるなら運動制限です
絶対です
でも
一生懸命練習して凄く頑張っているお子さんほど、休むという選択はしないと思います
親として出来ることは
ストレッチの補助
マッサージ
アイシングの準備
サポーターの用意
全て痛みの緩和のためです
決して無理をなさらない様に
出来るだけ医者の言う事を聞いてください
サポーターをして動けても
オスグッドが改善してると思わない様にお願いします
クリックで応援頂けるとありがたいです
長々と読んでいただきありがとうございました
何かの参考になれば幸いです